HOME > 就職面接の基本マナー
1.基本マナー
時間を守る
時間を守ることは社会人として最低限のマナーです。かならず面接時間の5分から10分前には会場に到着しているようにしましょう。また、早すぎても良くありません。もし、少しでも遅れるときは、必ず電話などで連絡してください。
挨拶
社会人の基本は挨拶です。明るく爽やかに挨拶することにより、相手から好感が持たれます。
服装、身だしなみ
グレー、紺、黒系のスーツが無難です。センスよりも清潔感が大切です。
衣服はもちろん、髪や手(爪)、足元も清潔を心がけて鏡でチェックして みましょう。
厚いお化粧や、強い香水、高いヒールも避けましょう。
2.準備をする
履歴書を書く
顔写真の背景は、日本では白色(無地)を用います。赤色は使わないでください。
(中国や東南アジアでは「福」を表す赤色が多用されます。日本では人事担当者がそのことを知らなければ、「変わった写真」という印象を与えることがあります)
3.電話をかけるときのマナー
電話をかけるときは、静かな場所からかけましょう。
会社が始まる前、昼休み、終業後の時間は避けましょう。
初めに、自分の名前をゆっくり、はっきりと名乗りましょう。
外国人の名前を、聞き取りにくいと感じる人もいるので、ゆっくり、はっきり名乗りましょう。
メモを取りながら話しましょう。
4.面接時の挨拶とマナー
会社の受付での会話
面接は、会社に着いたときから始まっています。受付では次のように話すとよいでしょう。
「○時の面接で伺いました、○○と申します。」
「私、○○と申します。本日○時の面接で伺ったのですが。」
面接官が面接室で待っている場合
入るとき:ドアを軽く2回ノックし、入ったら静かにドアを閉めます。
「失礼いたします。○○(自分の名前)と申します。よろしくお願いいたします」(礼)
面接官が後から入ってくる場合
- ・面接室に通される際、特に席の指定がなければ入り口に近い席に座ります。
- ・面接官が入ってきたら、すぐに立ち上がり挨拶します。
「○○(自分の名前)と申します。よろしくお願いします」(礼)
質疑応答のときのマナー
- (1) 面接官の質問には誠実な態度で答える。
- (2) 聞きとりやすい声ではっきりと話す。
- (3) 面接官から視線をそらさない。
- (4) 意地悪な質問をされてもむきにならない。
- (5) 人の話に割り込まない。
- (6) 外来語や四字熟語などを多用しない。
- (7) 面接が終わるまで、姿勢を崩さない。
- (8) ジェスチャーは程よく。
- (9) 貧乏ゆすりをしたり足を伸ばしたりしない。
- (10) イスに座るときは、脚を組んではいけません(日本では、無作法な印象を与えます)。
自己紹介をする時は次の2点を入れて話しましょう。
- (1) 自分の強みをアピールする。
- (2) 今までの職務経験について(どんなことができるか。どんなことをしてきたかなど)。
よく聞かれる質問
- (1) どうして日本に来たのですか?
- (2) あなたの強みは何ですか?
- (3) 日本でずっと働き続けますか?